5日目 湯浅から御坊(その1)(平成26年6月7日) 

天王寺発6:50湯浅行きの快速に乗ります。快速はほとんど日根野か和歌山止まりで、朝に湯浅まで行く電車はこれだけです。今日は土曜日なので、学生が乗り降りします。大阪もすでに和歌山に近づいてきた日根野あたりからだんだんと学生が増えてきました。公立でもなさそうだし、よく見ると、みんな腕にワッカをしているので、宗教系の私立なのだろうけれど、あまり心当たりがありませんでした。そうこうしていると、和歌山駅で学生で満員になりました。そして、黒江という駅で学生はみんな降り、ほとんどがらがらになりました。スマホで調べると、学生の正体は、野球で有名な智弁和歌山でした。おそらく、JRも大阪から通う智弁和歌山生を意識してダイヤを組んでいるのでしょう。
8:37に湯浅に着きます。
そこから歩き出しましたが、方向が正しいかどうかわからず、しばらくしてスマホで確認。しかし、使い慣れていないせいか、思うように動きません。
30分ほどロスした後、ようやく行く方向をつかみました。

47久米崎王子(くめざきおうじ)

久米崎王子
久米崎王子案内
9:40 近くまで来て、またわかりづらく、ようやく本日最初の王子




48津兼王子(つかねおうじ)広川町へ

地図では、高速道路の広川IC付近にあると書いているのですが、わたしには見つけられませんでした。今日は苦戦です。
旅籠跡 今は資材置き場となっていた
この後しばらく歩くと何件か旅籠跡が続いています。たぶんこの先に峠があるので泊まりの多い地域だったのでしょう。















伏見稲荷 津兼王子・井関王子・白井原王子?が合祀されている
津兼王子と井関王子を合祀した神社を発見。
















49河瀬王子(ごのせおうじ) 

河瀬王子(ぶれてしまいました)

河瀬王子
このあたりから雨が降り出しました。

50東馬留王子(ひがしうまどめおうじ)

東馬留王子
東馬留王子案内板
11:00ここで、2,30人の集団に出合います。ガイドさんがいたので、ツアー客のようです。一人に聞いてみると、神戸から来た熊野古道のツアーとのこと。大阪から湯浅まで来て、ようやく熊野古道を歩いている人を見ました。
ツアーの人は年配の人が多いので、先に行かせてもらいました。

この碑から急な坂が始まりました。
ここからは急な坂で、又、雨がものすごく降ってきました。道路が川のようになりました。ツアーの人、大丈夫なのでしょうか?さらに行くと石畳もありました。山の中に入ると、普段人があまり通っていないのか、道が少しわかりづらく感じます。












51沓掛王子(くつかけおうじ)-日高町へ




沓掛王子
沓掛王子
12:29着

















山をようやく越え、民家が見えてきます。ここからしばらくは川沿いのどかな道を歩いて行きます。

52馬留王子(うまどめおうじ)

馬留王子
12:58着

















53内ノ畑王子(うちのはたおうじ)

王子の跡?
内ノ畑王子
内ノ畑王子案内板
13:18着











54高家王子(たいえおうじ)

高家王子
13:41着

















この王子の通過後、川沿いの道を離れます。少し街の雰囲気が変わってきました。