しばらく歩くと和佐という地名。和歌山の和佐、なんか聞いたことあるなと思っていると旧中筋家住宅がありました。古い建物を見るのは好きなので、ちょっと寄ってみます。入場料を払うと、「案内しましょうか」といわれましたので、若い男性にマンツーマンで説明してもらいました。(説明してもらったのは、和歌山市からのボランティアの方でした)立派な古い建物を説明してもらった後、ちょっとした資料館に立ち寄ると、郷土の人として、和佐大八郎と松下幸之助の記述がありました。そう、ここ和佐は松下幸之助の生誕地なので、聞いたことあると感じたのです。意外な発見でした。昼も過ぎ、資料館にどこか食堂などありませんかと聞いてみましたが、無いとの答え。
31和佐王子
和佐(わさ)王子跡 ここに、座るところがあったので、手持ちの食料で休憩。
再び歩き、しばらくすると山道となり、少し古道らしい雰囲気となり、矢田峠越え。
32平緒王子
平緒(ひらお)王子跡 このあたりはのどかな街なみです。
33奈久智王子
奈久智王子(なくちおうじ) この王子は家の間のあぜ道をしばらく歩いた所にあります。王子も修理中のようです。ただ、シンプルな感じの王子です。ここから次の王子は離れています。
34松坂王子-海南市へ


松坂(まつさか)王子 この王子から海南市に入ります。海南市の案内は青い板ではありませんでした。どうやら、こういう歴史的な遺物は市町村単位で管理しているようです。こちらの王子はお地蔵さんのような感じです。
このあと、上り坂になり、汐見峠へ。和歌山に入って初めに海が見えるのでこの名前がついたそうです。
35松代王子
松代(まつしろ)王子 この王子は、鳥居があって、祠風です。
36菩提房王子


菩提房王子(ぼだいぼうおうじ)跡 案内板とともに、古い石碑(石?)がありました。
熊野一の鳥居跡 ここは、熊野の入り口という意味の鳥居があったところだそうです。3日歩いたのに、やっとスタート?
今日は、海南駅近くの宿で泊まります。8時頃山中渓の駅を出発して17時頃に到着しました。
本日の地図上の歩行距離距離32.5km